田園風景と地元グルメを満喫!多可町をぷち旅行【その1】





①楊柳寺  ②化け椿  ③新松か井の水公園  ④杉原川  ⑤ラベンダーファーム
⑥那珂ふれあい館  ⑦東山古墳群  ⑧北播磨余暇村公園  ⑨大歳金刀比羅神社  ⑩奥中の長石

第五回目のぷち旅行は多可町!
今回は2回に分けて紹介していきますピカピカ
そして今回も広範囲のお出かけなので車クルマがおすすめです。


まずは、多可町八千代区にある楊柳寺
柳山楊柳寺(柳の観音さんとも云われる)は、6世紀半ばに法道仙人の開基と言われている古刹です。
天台宗に属し、本山は比叡山延暦寺。

ここにある木造十一面観音立像三体・木造兜跋毘沙門天立像・木造毘沙門天立像・木造千手観音立像等六体は平安時代のもので、県指定文化財とされていますピカピカ

また、周辺にはイノキツクバネガシを中心に、イズセンリョウタマミズキなどの貴重な樹木も見られる豊かな自然林が広がっていて、古くより鎮守の森として親しまれてきましたニコニコ

散策路は歩きやすく幅広に整備されており、観音山頂上にある東屋まで、美しい自然とふれあいながらゆったりとした時間を楽しめますスマイル




続いて、143号線を北へ行くと化け椿に到着します。

幹周り約2メートル、高さ約10メートルの薮椿の巨木オドロキ
推定樹齢は約500年で、県内最大級の薮椿として平成6年2月4日に、兵庫県郷土記念物に指定されています。

根本には、南北朝時代の合戦の際、討死者を祀ったという五輪塔や石碑もあります。

また、一般的に薮椿といえば12・1月~4・5月頃までが開花時期となりますが、夜にこの木の前を通ると椿が化けて出ると言われたり、狂い咲いたりすることから、『坂本の化椿』と呼ばれています。




続いてまた北上します。
すると今度は新松か井の水公園が。




新松か井の水公園では、播磨十水の一つ「松か井の水」と水源は異なりますが、
同じ水質の水「新松か井の水」を駐車スペースを作り車を降りてすぐ水を汲めるように整備してありますピカピカ
遠方からもこの水を求めてやってくる人が多い人気のスポットですニコニコ
この水を使ってコーヒーコーヒーを飲んだり、お料理ごはんに使ってみてはどうでしょうかスマイル



キレイなお水をゲットしたら、国道427号線を北上し、杉原川へ。
杉原川は加古川の支流のひとつで、澄み切った美しい川です。
6月にはホタルを見ることもできます星



美しい川に癒された後は、そのまま北上し、78号線沿いにあるラベンダーファームクローバー
ラベンダーファームには1700本ものラベンダーが植えてあり、大株一株分1000円で刈り取りもできますオドロキ
ラベンダーシーズンの6月中旬~7月中旬に多可町へ行くときには是非訪れてみてください!
美しい紫の花と甘い香りに包まれて幸せな気分になれますよハート



そしてここで一気に南へ。那珂ふれあい館とすぐ近くに東山古墳群公園がありますスマイル



那珂ふれあい館は、妙見山の山麓にあります。
ここには、多可町内から発掘された出土品などが展示されており、原型をとどめた貴重な陶棺も見る事ができます。
周辺には豊かな自然が広がり、また東側には古墳群公園などもあり、歴史と文化の体験学習の場として利用されています。

体験学習室では、季節によって色々なイベントも行っていて、体験学習室、陶芸・七宝室では、勾玉づくりや土器作りなど四季折々の体験を学ぶことができます。
また、研修室・談話室・ふれあい広場は、各種会議や憩いのスペースとしても利用可能ですOK
那珂ふれあい館事務局
〒679-1105 兵庫県多可郡多可町中区東山539-3
TEL:0795-32-0685/FAX:0795-30-2730
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】毎週月/火曜日(ただし、第3日曜の週は、第3日曜日と翌月曜日)/祝日/年末年始



東山古墳群は、7世紀(古墳時代後期)ごろに造られたとされ、16基の古墳から構成されています。
兵庫最大の横穴式石室(羨道~玄室までが約12.5メートル、玄室部の長さが6.25メートル、高さが約3メートル)を持つ1号墳や、巨石を用いた石室の古墳が多く、当時のこの地方の豪族の力が窺えます。

また、12号墳は、天井石の落下により、石室の奥部が全く荒らさずに残った貴重な古墳で、那珂ふれあい館に展示されている原型をとどめた陶棺は、須恵質切妻家形陶棺と呼ばれる物で、この古墳群の12号墳より出土されました。

自然の中で、貴重な歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうかスマイル



那珂ふれあい館・東山古墳群のすぐ東には北播磨余暇村公園があります。

北播磨余暇村公園は鑑賞、冒険の広場、いこいの森と3つのエリアからなる巨大な公園ですサッカーボール

鑑賞ゾーンにはバラ園花しょうぶ園日本庭園があり、美しい景色を堪能することができますピカピカ
冒険の広場には全長253mの長い滑り台など、お子様が楽しめるアスレチックがたくさんありますニコニコ
そしていこいの森には宿泊施設が。泊まりで多可町を巡るなら、是非いこいの森へ家



そろそろおすすめスポットも終盤。また少し南へ行き、大歳金刀比羅神社へ行きましょう。

もともとは大歳神社でしたが、江戸時代後期に疫病を治めるために、讃岐の金刀比羅宮から祭神を勧請し、
1912年に大歳・金毘羅の両神が合祀され大歳金刀比羅神社に改称しました。

北播磨の秋祭りを締めくくる盛大な祭りの「秋の金刀比羅大祭」は、毎年11月22、23日に開催されますクラッカー



そして最後のおすすめスポットは多可町中区奥中にある奥中の長石です。



奥中の長石あまんじゃこ(民話や播磨国風土記に載っている怪力の大男)が石の棒で山をどけようとしましたが、山の重さで石の棒が折れてしまい、その石を捨てたというお話です。

あまんじゃこの長石とそのモニュメントは平成21年に現在の場所に移設され、あまんじゃこ伝説の一つを語り継ぐ地域遺産として親しまれています。


これで多可町ぷち旅行【その1】は終了ですニコニコ
皆さんも是非多可町で田園風景などの美しい景色を楽しんでくださいピカピカ



協力(敬称略):多可町観光協会

  

Posted by 播磨ぷち旅行 at 17:38Comments(0)北播磨